緑字は冬場も枯れない。
種類 特徴 用途
日本芝 ノシバ(野芝) 日本原産の芝で、低温や病害虫に強く、手入れが簡単 公園・運動場など
コウライシバ 葉はコウライシバより柔らかく美しい。ノシバに次いで丈夫 住宅庭園など
ヒメコウライシバ コウライシバより葉が繊細で細く密集する。 住宅庭園など
ビロードシバ 葉が小さく成長が遅い。 盆栽など
西洋芝 ベントグラス類 淡緑で葉は柔らかく緻密で美しく冬場も枯れないが、冷涼地を好み、成長が遅い。 ゴルフ場・パッテンググリーン
ブルーグラス類 濃緑で踏圧や刈り込みに強い芝で冬場も枯れないが、暑さに弱く冷涼地を好む。 ゴルフ場など
バミューダグラス類 踏圧、刈り込み、暑さにも強く適応性に優れるが、冬場は枯れる。 公園・運動場など
ティフトン類 バミューダグラスの交配種で、葉は細く、踏圧に強く成長が早いが、冬場は枯れる。 運動場など
病気と害虫 発生しやすい芝の種類 症状 対策・薬剤など
春禿げ病 コウライシバ・バミューダグラス 春、芽出し時期に芽が出ず、芝生に10〜30pくらいの円形禿状の病班が出来る。 ダコニールトップジンM
生育障害でもなることがある。
サビ病 コウライシバ 春や秋、葉に鉄錆のような斑点が盛り上がったようにつき、触れると褐色の粉がつく。 栄養不良や過踏等が原因
窒素系の肥料を少なくしたり、発生前に
ダイセンマンネブダイセンなど散布
ブラウンパッチ 西洋芝 夏場に褐色の病班を生じ、やがて葉を枯らし、リング状に被害が広がる。 通風、水はけをよくする。
オーソサイドトップジンMベンレートなど散布する。
枯葉病 コウライシバ 夏から初秋に褐色の斑点ができ、やがて葉が枯れていく。 発病早期にチウラムダコニールなど散布する。
フェアリーリング コウライシバ・西洋芝 芝生がリング状に濃緑色になり、やがてキノコが生え、枯れてしまう。 土中の菌糸(キノコの根)の異常繁殖で水分の欠乏により発病。
キノコを掘り起こし取り除きホルマリンなどで燻蒸後、良質の土と芝を入れ替える。
コガネムシ類 芝全般 芝に好んで産卵し、地下10pくらいに幼虫が生息し、根を食害する。 被害前か初期にダイアジノンディブテレックススミチオンなど散布。
ヨトウムシ類 越冬した幼虫が新芽や根を食害。4〜6月及び9〜11月頃、夜間に地上部に現れ、芝を食い荒らす。 早期にダイアジノンスミチオンなど散布する。
ツトガ類 5〜8月に幼虫が新芽など食害する。被害にあった場所は茶褐色になり、一晩で茎が無くなる事もある ツトガの飛来一週間目くらいにダイアジノンスミチオンオルトランなど散布する。
芝生の種類と管理
芝は適度の刈り込みによって、成長が促されます。種類によって刈込頻度は変わりますが、コウライシバの場合は4〜6月には月に1度、7〜8月は月に2〜3度、9〜11月には月に1度くらい刈り込みします。ベントグラスやブルーグラスは4〜6月と9〜11月間は月に2〜3回、7〜8月は週に1度くらいに刈り込みをします。刈込後の葉はそのままにすると芝枯れの原因になるので掃除は必ずして下さい。施肥は4〜9月に4〜5回、芝専用の肥料か窒素含有量の多い肥料を施します。